大人の祝い☆厄年・厄払い

厄年(厄払いの服装・参拝の仕方)

 厄払いのために神社仏閣に行くからには、神仏に失礼のないようにしたいものです。そう考えると、どんな服装がいいのか、どんなことに注意したらいいのか、気を使うべきポイントです。

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~厄払いの服装は常識の範囲で~

 厄払いをはじめ神社仏閣に詣でる際の服装には、葬儀の時は喪服、結婚式なら白い服はNGと言ったようなはっきりとした決まりはありません。派手な服装、あまりにボロボロの服装でなければ、普段着でも大丈夫というところが多いです。ダメージジーンズ、ミニスカート、サンダル履きなどは避けた方が良いですが、基本的に常識の範囲なら問題ありません。ただし、神職・住職さんの考え方、神社仏閣の格式などによって、スーツ等の礼服でとおっしゃるところもあるようです。心配な方は、厄払いに行く予定の神社仏閣に電話で問い合わせたり、ホームページのあるところでしたらホームページで確認したりすると良いと思います。

~知っておくべきマナー:参拝方法~

 厄払いで神社に行く場合、服装以外に気を付けるべきマナーは、やはり参拝方法でしょう。厄払いに限らず、初詣や七五三などの時も基本は同じなので、この機会に正しい参拝のマナーを覚えておくことは、大人のたしなみと言えます。

1. 鳥居をくぐる時

 鳥居より先は神様がいらっしゃる神域となりますので、鳥居をくぐる前に服装の乱れを整え、会釈してから鳥居をくぐり境内に入ります。

2. 手水舎で身を清める

 神社の境内にある参拝者が身を清めるための水場を手水舎と言います。素通りしがちですが、きちんと身を清めることがマナーです。まず右手に柄杓を持ち左手を洗い、続いて柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。再び右手で柄杓を持ち、左の手の平で水を受けて口をすすぎます。この時、柄杓に直接口を付けて口をすすぐのは、実はマナー違反です。最後に柄杓を縦にして、自分が持った柄の部分に水を流して清め、元の位置に戻します。

3. 参拝の仕方

 神前に進んだら、まず姿勢を正します。お賽銭を賽銭箱に入れ、鈴がある場合は鈴を鳴らします。続いて、『二拝二拍手一礼』の作法で参拝をします。これは、姿勢を正した状態からまず90度の礼で2回拝み、続いて胸の前で2回拍手(柏手)を打ち、再度90度の礼で1回拝みます。

4. 帰る時

 鳥居をくぐる前に、神様の方に向き直って、軽く会釈をしてから、鳥居をくぐって境内を出ます。これが、基本的な神社の参拝の方法です。寺院では参拝の際に、手を合わせて合掌するだけで、拍手はしないのがマナーなので、合わせて覚えておくとよいでしょう。

~知っておくべきマナー:お礼まいり~

 厄払いにきちんとした服装と参拝手順でお参りしたら、おしまいではないんです。『お礼まいり』というと、反社会的な行為をイメージされるかもしれませんが、本来の意味は、神仏のご加護に感謝し、お礼の気持ちを伝えることです。ですから、厄払いをしていただいた翌年は、お礼の気持ちを込めて、もう一度お参りに行かれることをお勧めします。ここまでしている人は少なくなっているようですが、お願いだけしてお礼をしないというのは、人間同士で考えたら、失礼な話ですよね? 相手が神仏でもきちんと感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。そうしたちょっとした心がけが、厄除けに限らず、日頃の神仏のご加護につながるものなのです。

~知っておくべきマナー:写真撮影~

 厄払いに服装に気を配っても、神社仏閣内で迷惑な観光客になってはがっかりです。厄払いの際に観光を兼ねて有名な神社仏閣に行った場合や、友人同士で初詣に行ったついでに厄払いした場合は神社やお寺の中で写真撮影をすることもあるでしょう。気楽な気持ちで写真を撮ってしまいがちですが、やはりマナーは守りましょう。ご祭神やご本尊にお参りするのはもちろん、神職の方や住職の方にきちんと許可をとり、撮影終了後にお礼を伝えるようにするとスマートです。また、当然のことですが、立ち入り禁止の場所や結界の内側には入らない、神事や仏事が行われている場合は安易に近付かない、他の参拝客の方の迷惑にならないようにする、といったことは最低限守りたいルールです。神社やお寺によっては、ご神体やご本尊などは撮影禁止になっていることもありますので、注意してください。

~最後に~

 厄払いだからと行って、服装など必要以上に硬くなる必要はありません。しかし、常識と節度を守ることだけは忘れないようにしましょう。そして何より、神仏のご加護を素直に請い願い、感謝する気持ちを忘れないことが一番大切です。










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Author:マナーマスター
年を重ねると冠婚葬祭にまつわる、儀式や行事に参加することが多くなりますよね。でも、今さら恥ずかしくて人に聞けないこともあります。葬儀に参列したはいいが、お焼香ってどうするんだっけ?など。 食事のテーブルマナーについても参考にしてください。