婚約と結納☆家族書と親戚書

家族書と親戚書(書き方)

~名前を書く範囲は双方が同様に~

 かつては、結納のおりに、親族一同の賛意をあらわすものとして、家族書・親族書を交換しました。現在は、親族の承諾がなくても、本人の意思で結婚できますから、結納に親族書がなくてもかまいません。
 ただ、ふたりの結婚によって両家は姻戚関係を結ぶことになるので、お互いの家族や親族をよりよく知るために、交換し合うことはやはりよいでしょう。
 普通は家族書と親族書を分けて書き、家族書には同じ戸籍内の家族の名前を、親族書には、一般的に結婚した兄弟とその配偶者、祖父母、おじ、おばなど三親等までを書きますが、いずれにしても、どの範囲までを書くかについては、双方で話し合い、同じ内容になるようにします。
 用紙は奉書紙に毛筆で書くのが丁重ですが、形式に決まりはありませんから、便箋にペン書きでもかまいません。いずれにしてもなるべく本人が自分で書いたもののほうが好印象を与えます。
 1枚に書ききれない場合は、2枚に書きますが、正式な場合は1枚白紙をつけて、3枚にします。奇数は吉数なので、そのようにととのえます。これらの書類は、目録の下に重ねて片木盆にのせ、結納台の左側に添えます。
 家族書・親族書を省略する場合は、家族、親族のあらましをメモした身上書のようなものを交換するば、将来の交際資料になるでしょう。
kazokusyo

仲人へのお礼

~仲人へのお礼は労に見合ったお礼を~

 仲人が結納品を持って男性宅と女性宅を行き来する正式な結納では、双方の家で仲人に祝いの膳の料理を出し、その労をねぎらいます。ただし、時間がかかることなので、最近は女性宅での祝い膳を省略して男性宅だけで祝い膳をふるまうことが多くなっています。
 女性宅での祝い膳を省略した場合、女性側では
「酒肴料」として、それに見合った現金を包んで帰りぎわに渡します。
 男性側と女性側が一堂に会する現代的な結納においても、儀式の終了後、場所をかえて祝い膳を全員で囲みます。
 祝い膳を和食にするなら、祝い膳だということを料亭や仕出し屋さんに伝えれば、形式にのっとった料理を作ってくれるはずですから、予約の際に確認しておきます。洋食にするときは、特に決まりはないので、好みでフルコースにするなり、アラカルトにするなりします。
 仲人へのお礼は、祝い膳とは別にするのが礼儀です。仲人は結納のために時間をさいただけでなく、服を新調したり、美容院に行くなど、経費もかかっているのが普通ですから、そにれ対する配慮です。
 具体的な金額の目安は、結納金の2割以上の金額を男女双方で折半し、結納の儀式が終了後、祝い膳の前に渡すか、日を改めてからにします。お礼は、「御礼」あるいは「寿」と表書きした祝儀袋に入れて渡します。
 なお、引きつづいて挙式の媒酌人も兼ねる仲人に対しては、挙式の終了後まとめてお礼をすればよいという考え方もあります。その場合は、交通費として実費の5割増しから10割増し程度の金額を「御車代」と表書きした祝儀袋に入れて渡します。
 お礼をする場合でも、丁重にするのであれば、お礼とは別に「御車代」も渡します。結納を仲人宅で行ったときには、「御車代」は要りませんが、仲人側が負担した茶菓子や祝い膳に対しては、「御酒肴料」または「御膳料」としてさしあげます。










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Author:マナーマスター
年を重ねると冠婚葬祭にまつわる、儀式や行事に参加することが多くなりますよね。でも、今さら恥ずかしくて人に聞けないこともあります。葬儀に参列したはいいが、お焼香ってどうするんだっけ?など。 食事のテーブルマナーについても参考にしてください。