縁談と見合い☆縁談を依頼する

縁談を依頼する(結婚について考える)

~結婚について考えを固める~

 縁談を依頼する前に、考えておくべきことがあります。それは、まず自分がどのような結婚生活を望んでいるのか、どういう相手をこれからの人生のパートナーとして望んでいるのか、また時期的には問題はないか、などです。
 自己紹介や、見合い写真などの演出でも、そういった自分の結婚に対する価値観が問われます。自分自身が混乱しないためにも、また相手のかたやお世話いただくかたに対しても失礼にあたらないよう、まず自分の気持ちをしっかり固めたうえで、縁談のルールやマナーにのっとって対処すべきでしょう。
 結婚相手は、年齢と社会的経験の成熟によって培われた幅広い交際と、異性を見る目を持って、みずからの生き方を確立しながらさがしていくのが理想的です。
 でも、なかなかよい相手にめぐりあえない場合などに、出会いの一つのきっかけや手段として縁談をお願いするのも、案外理想のパートナーをつかむ近道かもしれません。
 ただし、見合いはあくまでも結婚を前提とした交際のきっかけであり、それなりのマナーや手順をふまなければならないことを忘れてはいけません。
 また、結婚に対して漠然とした気持ちしかなく、年齢も年齢だから見合いでもしてみようかな、と思う程度であったり、ロマンチックな気分で夢ばかりふくらませているような場合は、まだほんとうの意味での適齢期ではないのかもしれません。
 自立した大人で、自分の目で相手を判断でき、かつ結婚の意志があり、結婚に対する具体的なビジョンを持っていることが必要でしょう。
 結婚生活で重視することはなんなのか、収入なのか、相手の性格なのか、親との関係なのか、安らぎなのか、年齢、学歴、職業、年収についてはどう考えるか、女性の場合は仕事をつづけたいのか、やめるのか、などといったこともよく考えておいたほうがよいでしょう。

~だれに縁談を依頼するのが最適か~

 見合いの意志が固まったところで縁談依頼をだれにお願いするかは、慎重に考えたほうがよいと思います。世話人の中には、世話好きでだれかれなくまとめようと考えていたり、自分の好みや考えを押しつけたがる人や、口が軽い人など、世話人としてふさわしくない人もいます。
 人生のパートナーを見つけるたいせつな場をお願いするわけですから、第一条件として、信頼がおける人、親身になってこちらのことを考えてくれる人であることがあげられます。
 それには、本人をよく知っていて日ごろから気にかけてくれる人だったり、社会的に信用のある交際範囲の広い人で、他人の立場に立って物事を考えることができ、公平で広い視野の持ち主である人が望ましいでしょう。
 要は、年齢や性別に関係なく、信頼関係があり、理解し合える間柄の人を選べばよいのです。そういった視点で、会社の上司や先輩、親兄弟の知人、学生時代の恩師などからふさわしい人にお願いしましょう。
 社会的地位のかなり高い人や、恩義や義理の深い人にお願いすると、本人の意志が伝えにくかったり、意にそぐわないときでも断りにくいといった難点があります。
 いろいろと検討した結果、この人ならと思うかたがあれば、打診してみます。
 引き受けてくださるようなら、必要な書類をととのえ、改めてお願いに上がります。

~縁談の依頼の仕方~

 事前に連絡をとって都合を確認したうえで、本人が直接出向くのが望ましいのですが、お世話いただくかたとの関係で、親や知人が同行する場合でも、本人の口から自分の意志をはっきりと伝えることがたいせつです。
 訪問の際は、履歴書、見合い写真を用意し、心のこもった手土産(菓子折など)を持参します。服装は、あまり形式ばる必要はありませんが、ワンピースやスーツなど多少改まった格好がよいでしょう。
 目的は、書類には書ききれなかったこちらの希望や要望を伝え、人となり、結婚に対する考えを理解してもらうことにあります。
 ですから、できるだけ明確に具体的に、要点をしぼって話すようにします。
 「いい人であればどなたでも」という漠然とした希望や、もじもじして言いたいことがよくわからなかったり、逆に「背が高くて、高収入、高学歴、有名企業で……」などと希望ばかり多すぎるのは、結局どんな人をさがしたらよいのか先方もわからなくなってしまいます。
 結婚に対する価値観によって、望む相手の条件もさまざまかと思いますが、やはり何よりもまず相手のかたの人間性や人生に対する考え方を重視し、条件はそれに準じてこれだけは、といった点にしぼったほうが、チャンスの幅を狭めないためにもよいように思います。
 「結婚後も仕事をつづけたいので、理解のある男性を」とか、「せっかちではっきりした性格なので、温和で協調性のある女性を」などの希望の出し方もよいと思います。
 また、親と同居、離婚歴と子供の有無、頻繁にある転勤などは、あらかじめ伝えておきます。きちんと話すことによって、立場を理解してふさわしい人を選ぶようとり計らってくれたり、あとあとのトラブルも防げます。

~再婚の場合~

 再婚の際はなおのこと、前の結婚についてくわしく知らせて、理解してもらうようにします。結婚期間と解消の原因、それが死別ならともかく、生別の場合はその原因についても伝えておくこと。子供がいれば、その親権や養育についてどうなっているかも重要なことです。よく話し合っておきましょう。
 生別の場合は、離婚の原因となったことが今後はだいじょうぶか、ほかに影響を及ぼしてはいないか、本人がその点をどう対処しているのか、二度と同じことを繰り返す危惧(きぐ)はないことなどわかってもらう必要があります。

~遠方のかたにお願いする場合~

 どうしても直接お願いに伺えないときは、やむをえませんから手紙で縁談を依頼します。必ず自筆で、なぜ手紙でお願いしなければならなかったのか、その理由を書くことです。と同時に、おりを見て土地の名産などをお送りして、ご挨拶にかえさせてもらうのがいいでしょう。
 後日、出向くことが可能なら、できるだけ早い時期にご挨拶に上がりますとの旨、書き添えておきましょう。
 引き受けていただけるとの返事があったら、見合い写真と履歴書を同封します。
 また、何人かの人に同時に依頼するときは、その旨あらかじめ話をしておくことが礼儀といえます。

~依頼後~

 縁談を依頼しても、すぐに話がくるとは限りません。1カ月ほどたってもなんの連絡もない場合は、それとなく電話で様子を伺ってみましょう。
 「ご無沙汰いたしておりますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。過日は、お忙しいところ、たいへんありがとうございました。電話で失礼かとは存じますが、お願いいたしました私の縁談の件はいかがでございましょうか。そうすぐにはむずかしいと存じますが、父母がたいへん楽しみにしておりまして、経過でもお聞かせ願えたらと思ってお電話させていただきました」
 などと、失礼にならないよう、丁重に伺ってみることです。
 もし、その後2、3カ月たってもなかなかいい相手が見つからず、話がない場合は、引きつづきお願いするか、資料を返却してもらって、ほかの人に依頼するかを検討します。

~結婚相談所の利用は内容を吟味して~

 実にさまざまな結婚相談所がありますが、大きく分けると公立と私立のものがあります。
 公立は、書類審査が厳しいため信頼性は高いのですが、その地域に居住、もしくは在勤者に限るなどのわくがあります。しかし一方では、職業などは幅広く、いろいろな人が入会しています。
 私立のほうは、コンピューターによる相性診断を特徴とするところや、企業がバックになっているところ、お医者さん専門のものや、中高年のためのものなど、さまざまです。
 利用のコツとしては、入会資格やパンフレットを見たり、その会のカウンセラーにくわしく聞くなどして、その相談所の特質をよくつかみ、自分が求めるようなタイプの人がたくさんいそうなところを見定めることでしょう。
 経済的な無理をしないために、あらかじめ入会金や会費、見合い手数料、成婚料などの料金システムを確認しておきましょう。
endanirai








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Author:マナーマスター
年を重ねると冠婚葬祭にまつわる、儀式や行事に参加することが多くなりますよね。でも、今さら恥ずかしくて人に聞けないこともあります。葬儀に参列したはいいが、お焼香ってどうするんだっけ?など。 食事のテーブルマナーについても参考にしてください。