仲人を依頼されたら☆仲人と媒酌人との違い

仲人と媒酌人との違い(仲人の役割や作法)

~仲人は夫婦でできる社会奉仕の一つ~

 結婚したら、3組の仲人をして1人前とか、世の中にお返しをするといわれたものです。
 社会的にもある程度認められるようになったからこそ、仲人を頼まれるのです。あるときには、進んで仲介の労をとり、また、頼まれたら喜んで引き受けて、社会人としての務めを果たしていきたいものです。
 子供が成長し、精神的、時間的、金銭的にもゆとりができるころから、仲人の仕事が引き受けられるようになります。夫婦の間でも「あのかたに、だれかよいお相手がいないかしら……」という話題が交わされるころ。自分たちの気持ちに、人のお役に立ちたい、お世話をしてさしあげたいという感情が芽生えてくるものです。
 商売のように、結婚相手を紹介して収入を得るというようなものでなく、あくまでも金銭的な損得を離れて、ヒューマンな立場にあることが、仲人の第1条件と言えましょう。
 そのうえで、見合いや結納、挙式の立ち会いや披露宴での紹介、式後のふたりの生活を見守って、アドバイスもできるような立場にあることも必要になります。
 円満な家庭の夫婦であり、社会的に活躍中であること。世話好きで、人々からも信頼されていること。幅広い教養があり、常識を備え、人の立場に立って物を考え、行動できること。このほか、健康であることや、忙しすぎないことも、重要な条件になります。せっかく話がまとまっても、仕事で出張が多いために、挙式の媒酌ができなかったというのでは、残念ですから。

~仲人の役割や作法を心得ておく~

 一般に、仲人とか媒酌人、頼まれ仲人という言葉があります。
 仲人は縁談を進める最初の段階から結婚式までの仲介者で、私的な感じの役割と考えてよいでしょう。
 媒酌人とは、いわゆる頼まれ仲人と同じように、式当日の媒酌の労だけをとるもので、公式的な意味を持っているようです。現在では、厳密な区別はあまりなくて、仲人が縁の取り持ちから、式の日の媒酌までを兼ねて行うのが普通です。
 また、頼まれ仲人といっても、式当日だけでなく、婚約や結納の段階から、役割を受け持つということもあります。
 そのほか、地方によってそれぞれのしきたりがあり、嫁(婿)を迎える側が、相手の承諾を得るために立てる使者を、仲人と呼んだり、両家から使者役を出して、両仲人としたりすることもあります。これは結納の際、男女それぞれに使者を立てて、相手方へ結納を届けるものです。正式には、正副の使者を仲人が先導して、それぞれの結納を納めました。
 仲人の役割や作法などは、1つの方式で、日本じゅうどこでも通用するというものではありません。郷に入っては郷に従えという言葉のとおり、地方のしきたりにのっとったほうが、万事スムーズにいくこともあると心得ておくとよいでしょう。

~ふだんからつきあいを広くしておく~

 仲人を頼まれるようになったら、できるだけ、社交の範囲を広くしておくことがたいせつです。人間的なつながりの中から、よい組み合わせができ上がっていくのですから、積極的にいろいろな会合や行事に出席して、人間関係を豊かにしておくことがたいせつです。縁談を進めていくうえで、思わぬ助けを受けることがあるからです。
 仲人の仕事はうまくいけば、このうえなくうれしい仕事です。社会奉仕の1つと考えて、若い人の門出を見つめてあげましょう。
nakodo










検索フォーム

スポンサーリンク

最新記事

秋の行事(9月)☆重陽(ちょうよう)の節句 2019/08/20
洋食のテーブルマナー(ナプキンの使い方とマナー) 2019/08/11
夏の行事(7月、8月)☆お盆・暑中見舞い・土用 2019/07/30
婚約と結納☆婚約の意味・結納 2019/07/20
会葬のマナー☆葬儀の手順 2019/07/14
夏の行事(7月)☆七夕・お中元 2019/06/29
結婚式の実際☆結婚式当日のマナー 2019/06/25
披露宴でのマナー(服装・スピーチなど) 2019/06/16
結婚のお祝いの仕方とマナー(招待状、お祝い金、書き方) 2019/06/15
夏の行事☆お中元(予算・目安) 2019/06/04
夏の行事(6月)☆父の日・衣替え・入梅 2019/05/31
新春の行事としきたり(1月)☆書き始め・鏡開きなど 2019/05/13
春の行事(2月)☆節分・初午・針供養・バレンタインデー 2019/05/13
新春の行事としきたり(1月)☆正月の後始末 2019/05/13
大人の祝い☆成人式 2019/05/13

スポンサーリンク

カテゴリ

スポンサーリンク

プロフィール

マナーマスター

Author:マナーマスター
年を重ねると冠婚葬祭にまつわる、儀式や行事に参加することが多くなりますよね。でも、今さら恥ずかしくて人に聞けないこともあります。葬儀に参列したはいいが、お焼香ってどうするんだっけ?など。 食事のテーブルマナーについても参考にしてください。