結婚式の実際☆結婚式当日のマナー

結婚式当日のマナー(挨拶するのを忘れないように)

本人

~両親へ挨拶~

 男性も女性も、会場に出かける前に両親に挨拶するのを忘れないようにしましょう。
 テレビドラマで「お父さん、お母さん、お世話になりました」と涙を流しながら三つ指をついて挨拶しているシーンがありますが、そこまでしないまでも、「今までどうもありがとうございました」の気持ちを込めた言葉を残していきたいものです。

~控え室に入って来賓の挨拶を受ける~

 ヘアメークや着つけがあるので、女性は式の始まる2、3時間前には会場に到着し、男性のほうも1、2時間前には会場入りします。
 会場に入ったら、美容師や介添え人、係の人に
「よろしくお願いします」と挨拶をして指示に従います。
 着つけが終わると、新郎新婦はそれぞれの控え室で式の始まりを待ちます。この間、式次第についての説明がありますから、よく聞いて、不明な点は解消しておきます。
 控え室には仲人や来賓が訪れてきますから、新郎新婦はいったん控え室に入ったら、そこから出ないようにします。もし用事があったら、家族や介添え人に頼みます。控え室にいないと、せっかく訪れた来賓の挨拶を受けられず、失礼になります。
 仲人が到着したら、「本日はお世話になります。よろしくお願いいたします」と挨拶します。
 式に列席する親族などへも、出席に対するお礼を述べ、親族がまだ仲人と面識がなければ、まず仲人へ、「こちら、父の弟です」などと紹介し、次に
「こちらが、本日ご媒酌をしてくださる○○さんです」と述べ、親族からも仲人へお礼、ねぎらいの言葉をかけてもらいます。
 新婦は挨拶のたびに立っていたのでは着つけが乱れますから、「すわったままで失礼します」とひと言断って、腰かけたままで挨拶する失礼を許してもらいます。
 時間があったら、当日届いた祝電に目を通し、披露宴で紹介してもらうものをチェックし、司会者に渡します。また、衣装の扱いや扇子、ブーケの持ち方など、不慣れなことはすべて、介添え人や美容師の指示を仰ぎましょう。

~式場内では机に物を置かないように~

 係の誘導に従って式場に入り、あとは進行係の指示どおりにふるまえばよいのです。
 注意することは、手袋やブーケなどを、式場内の机の上に置かないこと。新郎新婦が指輪交換をするときやキリスト教式で誓約をするときには、介添え人か媒酌人に手袋やブーケを預けます。

両親

~仲人や来賓へ丁重に挨拶する~

 両親は式の始まる1時間前くらいまでに会場に到着するようにしますが、会場の美容室でセットや着つけをしてもらう場合は、その分早く出かけます。控え室では新郎新婦同様、仲人や来賓と挨拶を交わすという役目がありますから、むやみに控え室から離れないようにします。
 仲人が見えたら、「本日はお世話になります。どうかよろしくお願いいたします」などと、挨拶します。お祝いの言葉に対しては、「ありがとうございます」と、丁寧にお礼を述べます。
 来賓が見えたら、「本日はお忙しいところをありがとうございます。よろしくお願いいたします」と出席に対するお礼を言います。
 そのほか、会場の係の人や介添え人に対しても挨拶を忘れないようにします。
 なお、両親は挨拶だけはきちんとしますが、それ以外は静かにふるまうようにしましょう。新郎新婦の世話は仲人や介添え人にまかせ、あれこれと手出しや口出しをしないようにします。

本人・両親

~ご祝儀は前もって用意しておく~

 会場係や美容師、ハイヤー、自家用車の運転手さんへのご祝儀は、前もって用意し、渡す係を決めておきます。
 会場のボーイさんの分は、1人2,000円程度を、人数分まとめて一袋にし、責任者へは、別に5,000円くらいを包んでおき、挙式前に責任者が控え室に挨拶に来たときにでも渡すとよいでしょう。
 美容師、介添え人へは、お引き上げかお色直しのときにでも、新婦か母親の手で渡します。美容主任に5,000円前後、助手には半額くらい、介添え人には3,000円前後が相場のようです。
 自家用車の運転手さんへのご祝儀は、配車係か気働きのある友人に頼みます。食事代を含めて少し多めにあげましょう。
 仲人を送るハイヤーの運転手さんへも見送る人の手で渡すと、気がきいています。

~披露宴では来賓を引き立てる~

 披露宴が始まって媒酌人の挨拶のときには、新郎新婦、両親も、ともに挨拶する気持ちで、自席で起立します。主賓の祝辞を受けるときも、新郎新婦は立って聞くのがエチケットで、先方から「どうぞおかけください」と言われたら、初めて着席するものです。
 祝辞、スピーチは、話す人のほうへ顔を向けて伺い、初めと終わりはすわったままでも頭を下げて、感謝の気持ちをあらわしましょう。余興に対しては拍手で受けてかまいません。その間、食事を適宜進めればよく、新婦も、食べにくい料理はボーイさんに切り分けてもらって、食べます。
 いずれにしても、新郎新婦は来賓から祝福される立場ではありますが、主役であるとともに、来賓を引き立て、もてなす役目もあります。その心づかいを忘れてはなりません。

~謝辞は招待状の差出人がする~

 宴の終わりに行うのが謝辞です。招待者側、つまり新郎新婦と両親が末席に並んで、お礼の挨拶をします。
 招待状の差出人が親なら、どちらかの親が、本人たちの名で招待したなら、新郎もしくはふたりで挨拶します。
 内容は出席に対するお礼と、今後の厚情、指導をお願いすればよく、心のこもった、生きた言葉で簡潔にまとめましょう。

~両親への感謝は控え室で~

 披露宴の終宴で、両親に花束を贈る趣向がすっかり一般化してしまったようです。
 涙好きの日本人には受けるようですが、心ある人々のひんしゅくを買っているのも事実です。
 というのは、披露宴の招待者側の人々が、来賓をほうっておいて、身内同士の挨拶をするなど、本来ならそれはおかしな行為だからです。披露宴の趣旨をわきまえているのなら、こんなことはすべきではないのです。
 もし、新郎新婦が親へ感謝の挨拶をしたければ、控え室で親族紹介のおりにでも行えばよいでしょう。
 どうしても花束贈呈を披露宴でしたいのなら別ですが、それがしきたりだと思い込んでいるのであれば、それは誤りだということを知っておいてください。無理に行う必要はないのですから。

謝辞の例

~両親(新郎の父親が代表して)~

 本日はお忙しい中をおいでいただき、まことにありがとうございます。
 両家を代表しまして、新郎の父、橋本次郎よりひと言ご挨拶申し上げます。
 こうして新郎新婦の披露を盛大に行えましたのは、ご媒酌人ご夫妻をはじめ、皆さまがたのご厚情によるものと、心より感謝いたしております。
 先ほどより、新郎新婦に対して身に余るおほめのお言葉や、お祝いのお言葉をちょうだいいたしました。親としてたいへんうれしく、感謝の気持ちでいっぱいでございます。
 本日、新しい人生を踏み出したふたりではございますが、親の欲目で見ましても、まだまだ未熟な若年者です。皆さまのご指導、ご鞭撻がなければ、立ちゆかないこともあろうかと存じます。どうか今後ともこのふたりをよろしくお導きくださいますよう、お願い申し上げます。
 本日は十分なおもてなしもできず、何かと不行き届きな点もあったことと存じますが、お許しを願いまして、ご挨拶とさせていただきます。
 本日はまことにありがとうございました。

~本人(新郎が代表して)~

 皆さま、本日はお忙しい中をお集まりいただき、まことにありがとうございました。ここにおります新婦佳子ともども、厚くお礼申し上げます。
 ただいまは、数多くのご祝辞、励ましのお言葉をちょうだいいたしましてありがとうございました。皆さまのあたたかいお言葉を胸に刻んで、今後の指標にさせていただきたいと思います。
 今日の日の感激を忘れずに、ふたりで頑張っていく覚悟でございます。皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。
 本日は、ほんとうにありがとうございました。

身内に不幸が起きたら

~結婚式を前に、突然身内に不幸が起きたら~

 身内の不幸でも、忌明けまでが喪中で、それを過ぎれば、祝い事があってもかまわないでしょう。
 要は、本人や家族の気持ちの問題です。不幸のあと、とても喜び事に参加する気分になれない、というのであれば延期したほうがよいのですが、逆に忌明け前であっても、その気になれるのなら、挙式してもよいといえます。
 たとえば、高齢のおじいさんが、孫の結婚を喜びながら亡くなったようなときは、予定どおり挙式したほうが、故人の遺志にも添うものだという考えや、前日に父親が急死し、父親も喜んでいたのだからと、予定どおり挙式をすませ、新夫婦の手で手厚く葬ったという例があります。
 しかし、相手の家族が縁起を気にすることもありますから、正直な気持ちを伝え、決定は先方にまかせたほうがよいでしょう。
sikimae_aisatu










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Author:マナーマスター
年を重ねると冠婚葬祭にまつわる、儀式や行事に参加することが多くなりますよね。でも、今さら恥ずかしくて人に聞けないこともあります。葬儀に参列したはいいが、お焼香ってどうするんだっけ?など。 食事のテーブルマナーについても参考にしてください。