大人の祝い☆成人式

成人式(一人前の大人としての元服の式)

~成人式は昔の元服にあたる~

 昔、武家社会の男子は髪形を改めて初めて冠をかぶる「加冠の儀」を行って元服し、女子は歯を黒く染める「鉄漿(かね)つけの儀」をして、ともにこの儀式以後、1人前として認められることになっていました。
 平成11年(1999年)までは『1月15日』でしたが、ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月第2月曜日、つまり、その年の1月8日から14日までのうち月曜日に該当する日に変更されました。成人の日を祝日とし、満20歳になった青年男女を祝う日になりました。
 民法第3条には「満二十年を以て成年とす」と定められ、社会人として認められるだけでなく、選挙権が与えられ、喫煙、飲酒も許されますが、同時にさまざまな社会的義務も負うわけで、本人がはっきり、このことを自覚することが成人式の意義といえます。
 現在では、地方自治体などが主催する式典に参加する人が多いようですが、両親にとっては、子供がやっと一人前になったというくぎりの日であり、子供以上に感激も大きいことと思います。できれば家族でお祝いの卓を囲み、シャンパンやワインなどのお酒を用意して、大人らしい食事を楽しむのもよいものです。
 この日を記念して、本人の写真だけでなく、家族そろって記念撮影をし、成人の祝いとともに、家族がつくってきた歴史を考えるのも意義があります。

~式の日の服装は自分らしいものを~

 最近、役所主催の式典などで、女性の晴れ着がどんどん豪華になっていることが問題になっているようですが、当日の服装は本人の意思を聞いてからにし、無分別に高価な晴れ着を買い与えるのは控えましょう。
 確かに、華やかな晴れ着は、成人の日に彩りを添えてくれますが、そのあと、大学の卒業式や、友人の結婚式などに着ていく予定がある場合を除いては、わざわざ新調する必要はなく、さわやかな服装であればかまわないと思います。
 式典のあと記念撮影をしたり、親戚に挨拶回りをする場合は、ある程度きちんとした服装が必要ですし、友だち同士でパーティーをしてお酒を飲むなどという場合は、動きやすい服装が楽です。お祝いの方法や本人の意思に合わせましょう。
seijinsiki

~お祝いは身内の範囲で~

 両親が子供のために買いそろえるスーツや晴れ着が、そのままお祝いになります。新調しない場合には、男の子ならネクタイやベルト、女の子ならスカーフやアクセサリーなど当日の装いにも使え、また今後も役立つ小物を贈るとよいでしょう。
 成人のお祝いは、原則的には身内で祝うものですから、近親者以外の人は、心からのお祝いの言葉を伝えるだけで十分です。品物を贈るなら実用品で、大人になった感じが得られるものがよく、知識を深める映画や音楽会の切符、旅行券なども気がきいています。
 成人になったとはいえ、大部分はまだ親がかりの生活をしているので、お祝いに対するお礼は、本人が自筆で礼状を書いて、将来も指導をお願いし、祝っていただいた感謝の気持ちを伝えればいいと思います。
 常々お世話になっているかたには成人式の式典のあとで挨拶に伺うか、初めての月給やボーナスの中から、高価でなくても心のこもった品を買って贈るとよいでしょう。









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年を重ねると冠婚葬祭にまつわる、儀式や行事に参加することが多くなりますよね。でも、今さら恥ずかしくて人に聞けないこともあります。葬儀に参列したはいいが、お焼香ってどうするんだっけ?など。 食事のテーブルマナーについても参考にしてください。