通夜☆供物・供花の整理

供物・供花の整理(弔問客を迎える準備)

 通夜の準備が進んだころに、供物・供花(くげ)などが届き始めます。届いたものは、必ず「供物帳」に記入して、それから飾るようにします。
 供物や供花は、棺に近いところを上位として、そこから祭壇の左右に分けながら並べていきます。
 近親者からのものは、血縁の深い順から、また、友人や知人、関係者からのものは関係の深さの順に並べるのが原則です。
 ただ、どうしても人目につくものでもあり、故人の冥福を祈ってお供えくださったかたに対し、失礼にならないような配慮が必要になることもあるでしょう。
 こうした、供物や供花を並べる順序で、感情的なしこりが残ったりしてはたいへんですから、世話役は、喪主にすべて点検してもらってから並べます。しかし、飾りつけが終わってしまったあとに届いたものは、届けられた順に並べてもかまわないでしょう。
 屋外に並べる花輪も、供物・供花に準じて、同じような順序で玄関に近いところから並べます。数多くの花輪が届いて並べきれないときは、道路に並べていくことになりますので、隣近所の了解をとらなければなりません。

供物を受けたとき

●供物をいただくとき

 弔問客からお香典や花、お供えの品などをいただくときは、心からのお礼を述べなければなりません。
 注意しなければならないのは、お悔やみの返礼と同様に、その言葉づかいです。
 「ありがとう」という言葉はふさわしくありませんので、
 「ご丁寧に恐れ入ります。霊前に供えさせていただきます」
 「お心づかいいただきまして、仏も感謝していることでございましょう」
 「ご厚志のほど恐れ入ります。故人になりかわりましてお礼申し上げます」
 というような言葉を使います。

●供物を辞退したいとき

 故人、または遺族の意思で供物を辞退することがありますが、その旨を通知してあっても、またその意思が徹底しなかった場合などに、供物を持って見えるかたがあります。そんなときは先方のご厚意に対してはお礼を述べたうえで、
 「お供物は辞退させていただいておりますので、せっかくでございますが…」と丁寧にお断りします。遺族でなく第三者が事務的にお断りすると心証を害しますので、係の人にはよく注意しておきましょう。それでも喪家の意思が徹底しなくて受けとってしまっていた場合は、後日、落ち着いてから訪問し、わけを話してお返しします。

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Author:マナーマスター
年を重ねると冠婚葬祭にまつわる、儀式や行事に参加することが多くなりますよね。でも、今さら恥ずかしくて人に聞けないこともあります。葬儀に参列したはいいが、お焼香ってどうするんだっけ?など。 食事のテーブルマナーについても参考にしてください。