お彼岸(春分の日と、秋分の日)

~中日の前後には家族でお墓参りをする~

 3月の春分の日と、9月の秋分の日を「中日(ちゅうにち)」とし、中日の前後3日ずつを合わせた1週間を「彼岸(ひがん)」と呼びます。
 お彼岸は、お盆のようにさまざまな行事をしたり、飾ったりする必要はありませんが、少なくとも3月と9月の彼岸の入りには、仏壇をきれいに掃除し、新しい水や花、故人の好物、季節の果物やおはぎ、彼岸だんごを供えましょう。
 お彼岸の間は毎日、朝晩、仏壇に灯明やお線香を上げ、礼拝します。そして中日の前後には、家族みんなでお墓参りをし、故人をしのびます。
 お寺では、お彼岸の間「彼岸会(え)」が営まれていますので、供養をお願いするお供養料を納めてくるのもよいでしょう。

~墓参りの作法~

 お墓参りをするときは、まず墓石と墓地の掃除をします。
 掃除道具はお寺や霊園の管理事務所などにあるので、手桶とひしゃく、ほうき、たわしなどを借りることもできます。墓石に水をかけ、たわしでこすってほこりやこけをとります。墓所内の雑草や落ち葉なども掃き寄せて、その場で燃やします。
 古い卒塔婆はお彼岸やお盆の前に、お寺や管理事務所でとり除いてくれるはずですが、そのままあればこれも燃やすか、燃やす場所がないような場合はとり除いて、処理をお寺や管理事務所に頼みます。
 お墓がきれいになったら、線香と花を供えます。故人と縁の深い人の順に、新しくくんできた手桶の水を墓石にまんべんなくかけてから拝みます。墓石に水をかけるのは仏ののどをうるおすためといわれています。墓前に供える線香は、束のまま火をつけて供えます。
hakamairi


 神式の墓参は、線香と花はあげず、さかきを立てて拝みます。

 キリスト教の場合は、花だけを上げて礼拝します。