周りの人への挨拶(きちんと挨拶を)

~両親への挨拶も忘れずに~

 新婚旅行から帰ったら、双方の両親に、空港や駅から無事に着いたという報告を電話でします。
 同居している場合は、家に着いたら「ただいま帰りました。末永くよろしくお願いします」と、折り目正しく挨拶しましょう。家族の中になるべく早くとけ込むためにも、たとえ疲れていてもすぐに部屋に閉じこもるようなことはせず、旅行中の話をしたり、順調に新生活をスタートできたことを感謝するような言葉がほしいものです。
 両親と別居している場合は、ひとまず電話で無事帰宅を知らせたら、地理的に都合がよければ、新婚旅行の帰り道に訪ねるようにしてもよく、それができないときは、旅行から帰った翌日にふたりそろって挨拶に行きましょう。
 昔は、夫の両親への挨拶が終わったら、ふたりそろって妻の実家を訪問し、これを里帰りといって、土地によっては結婚式に次ぐ重大な儀式として、挙式後数日のうちに執り行う習慣もありました。
 最近では、そういうしきたりとしての里帰りは少なくなりました。どちらへ先に行くかは形式にこだわらず、順路や年齢的に上の家から回るなり、状況によって判断します。
 こうしたことは、若いふたりにとってはささいな問題でしょうが、やはり年配者の人には“筋道”としてのこだわりもあるもの。その点を考慮して行動したいものです。

~仲人へはきちんとお礼の挨拶を~

 仲人宅へは、事前に先方の都合を聞いたうえで、報告と挨拶に伺いましょう。旅行のお土産と、挙式のお礼がすんでいない場合はそれも持参します。
 仲人はふたりの結婚にいろいろとお世話いただいたかたですから、きちんとお礼を述べましょう。新婚旅行から無事に帰ったことを報告し、新生活を始めるにあたっての助言などを得られるようにお願いしておきます。ふたりだけで訪問してもかまいませんが、両親と面識がある場合は、両親といっしょに伺ってもよいでしょう。
 1、2カ月後くらいに、挙式や旅行の写真を持参して再び訪れると喜ばれるでしょう。

~隣近所へも手土産持参で挨拶~

 地方によっては、挙式のあとすぐに、花嫁衣装のまま夫の母親に付き添われて、近所の挨拶回りをする風習のところもあります。
 両親と同居の場合は、姑が嫁を伴って近所を回り、「うちの嫁」として紹介してもらうのが一般的です。このときに、ごく簡単な品物を手土産として配ります。品物には「寿」と表書きをし、ふたりの名前を書き、紅白の結び切りの水引をかけます。
 また、両親と別居の場合は、新しい土地での新しいつきあいが始まるわけですから、引っ越しした当日か翌日に、ふたりそろって挨拶に回ります。一軒家なら、向こう三軒両隣くらいですが、団地やマンションの場合は、同じ棟の人、管理人、町内会の役員のお宅などにも挨拶をします。
 いずれの場合も、先方の忙しい時間帯を避けて伺うようにしましょう。

~ふたりそろって親戚へも挨拶~

 地方によってはしきたりがありますので、年長者の意見をよく聞いて、できるだけ早く顔なじみになるように、親戚への挨拶回りをきちんと行いましょう。姑が連れて回ることもありますが、最近では日曜日などにふたりそろって訪問することが多いようです。
 お土産は、新婦が結婚前に用意しておいたものや、新婚旅行で買ったものなどでよいでしょう。
 近所への挨拶と違って、お茶をごちそうになったり、いっしょに食事をしながら新婚旅行の話をしたりしますので、玄関先で失礼するような計画を立てず、時間の余裕を持って訪ねましょう。

~初めての出社日に勤務先での挨拶~

 新婚旅行から帰って初めての出勤の日には、少し早く出て、出勤してくる上司や同僚を出迎え、仕事の前にきちんと挨拶をしましょう。
 披露宴に出席していただいた上司や同僚には、そのお礼と休暇のおわびを述べ、お土産があれば手渡します。お土産は、みんなでつまめるようなお菓子類がよいでしょう。
 特にお世話になっている上司などの場合は、披露宴に招待した人でも、後日、先方の休みの日などに、ふたりそろって挨拶に伺います。

aisatumawari