発表会・快気祝い(招待されたら伺うのがなによりのお祝い)

~発表会の招待にはできるだけ応じる~

 最近は、子供のおけいこ事の発表会だけでなく、大人も趣味や芸事などの日ごろの成果を披露するため、発表会や展覧会を開くことが多いようです。
 本人にとっては、晴れがましく、喜ばしいことなのですが、実際、招かれる人にとっても気が重いこともあります。でも、大人のつきあいだからと考え、また、1人でも多くの人に見てほしい本人の気持ちを考えて、できるだけ都合をつけて伺いましょう。もし招待されても行かれないときは、あらかじめお礼とおわびを伝え、当日、お花など簡単な品を届けたり、祝電を打っておくとよいと思います。
 招く側にしても、招待された人の身になると、手ぶらでは行かれないということを考え、かなり親しい人、時間に余裕のある人、興味を持ってくれそうな人を選んで招きましょう。
 それも直接、招待状を送るのではなく、あらかじめ内容を話し、都合を伺って了承を得てから送るような心づかいが必要です。

~発表会へのお祝いは儀礼的にならないように~

 発表会に招待された場合、有料の入場券を送られたときは、その金額に相当するくらいのご祝儀か、品物を持参するのが普通です。前もって届けておくか、当日、受付に渡します。
 親しい間柄なら、花束や、みんなで食べられるお菓子などを持って楽屋を訪ねます。直接本人にお祝いを言い、芸や作品をあたたかい言葉で賞賛すると心が伝わることでしょう。
 また、前もって、当日の手伝いを申し出たり、もしその人が割り当てで多量の入場券を受け持っている場合などには、そのうちの何枚かを引き受けて、自分の知人に配ってあげると、とても喜ばれます。
 展覧会で即売をしているときは、作品を買うことが、なによりのお祝いになるでしょう。
 子供たちのおけいこ事の発表会によばれた場合には、チョコレートやキャンデー、ハンカチなどの、ちょっとした品をかわいらしく包んで、ほめ言葉といっしょに渡すと、喜んでもらえるでしょう。
 いずれにしても、型どおりで儀礼的にならないように、心を込めたお祝いをすることが、こちらの気持ちを伝えるいちばんよい方法です。

~病院へのお礼は退院時に~

 本人はもとより、付き添ったり、世話をしてきた家族にとっても、病気やけがの全快は、言葉にあらわせないほどの喜びがあります。
 入院していた場合、退院時に担当の医師にお金を包んで渡すこともありますが、病院によっては受けとらない規則になっているところもあります。様子を聞いてみてからにしましょう。
 看護婦さんへは、お菓子などみんなで食べられるものを渡して、お世話になったお礼を言います。病院に対しては、退院したあとも、通院治療などで世話になることが多いので、きちんと挨拶をしてから退院したいものです。

~快気祝いには礼状を添えて~

 療養中にお見舞いをいただいたかたへは快気祝いをしますが、品物ならせっけんやタオルが一般的です。お見舞いにお返しは不要という考え方もあり、全快した報告とお礼の言葉を書いて送るだけのこともあります。この礼状は全快したしるしとして必ず本人が自筆で書きます。
 本人が希望すれば、快気祝いの宴を開くこともあります。しかし、全快したとはいえ、まだ完全に体力が戻っていないときなので、あまりおおげさにせず、なるべく身内の親しい人だけに限って祝ったほうがよいでしょう。
kaikiiwai